愛知ヤギ農場のホームページを⾒てくれてありがとうございます。はじめに農場と飼育者の紹介をさせていただきます。
愛知ヤギ農場は、さかのぼること300年以上前から代々にわたって農業、牧畜業・⽔産業を営んできた家業が前身です。現在は、約1万坪(33,000㎡)の農地でヤギの飼育を⾏いながら循環農法で無農薬野菜を育てています。場所は、自然豊かな愛知県の知多半島南部(美浜町)にあります。
名称 | 愛知ヤギ農場 |
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所在地 | 〒470-3233 愛知県知多郡美浜町 ※家畜伝染病予防のため農場は一般公開しておりません |
経営理念 |
<MISSION> <VISION> <VALUE> |
動物取扱業番号 | 動知第510号 他 |
家畜商番号 | 第知54号 |
- 担当
- 無農薬野菜の栽培
- 堆肥作りと堆肥の活用
- コメント
畑仕事一筋40年!家族や大切な人が口に入れても安心・安全な無農薬野菜を愛情込めて作ってます。
- 担当
- 農場経営全般
- 動物介在教育と日曜大工
- コメント
普段は人財育成の専門家(MON株式会社)として全国の学生や社会人の教育に携わっています。
ボクの物心がついたころには、お母さんが保育園へ送り迎えをしてくれていました。
でも、小学生になったら一人で登校して下校するのがとても不安でした。
そんな時に通学路の途中で真っ白なヤギさんを見つけました。
本で見たことはあったけど、本物のヤギさんを見るのはこのときが初めてで、すっごくドキドキしました。
休みがちだった学校もヤギさんに会えるのが楽しみで休まず学校に行くようになりました。
雨の日は小屋から出てきませんでしたが、晴れの日はいつも外で何かを食べていました。
ボクは家に帰って、ヤギさんにたくさんの野菜を持っていきました。
はじめは近寄ると逃げていましたが、だんだん慣れてきてボクの手から野菜を食べてくれるようになりました。
ヤギさんは、ボクの苦手な緑色の野菜が大好きでした。
最初は、緑色の野菜を美味しそうに食べるからビックリしました。
でも、そのうちボクもヤギさんを見習って少しずつ緑色の野菜を食べれるようになりました。
ボクは、このヤギさんに「シロ」という名前をつけました。
飼い主のおじさんもシロという名前を気に入ってくれました。
不思議なことにシロはボクの気持ちが分かるみたいでした。
だって、学校で良いことがあるとご機嫌でエサを食べてくれたからです。
でも、学校で嫌なことがあるとエサを食べずにボクの手や顔をペロペロと舐めてくれました。
くすぐったかったけど、なんだかシロがボクを励ましてくれているような気がしました。
ボクはシロに元気をもらいながら休まず学校に行ったので、少しずつ新しい生活にも慣れて、新しい友達ができました。
だんだんと友達と遊ぶことが増えて、シロのところへ行くことが少なくなりました。
ある日、久しぶりにシロに会いに行くとシロはいませんでした。
畑にも小屋の中にも隣の丘にもどこにもいませんでした。
心配になって飼い主のおじさんに聞いてみると「シロは天国に行ったんだよ」と教えてくれました。
その時はじめて、天国はいいところだけど、天国に行くと会えなくなることを知りました。
そして会いたいのに会えないことが、とても淋しいことも知りました。
シロとの想い出はたくさんあるのに悲しくてどうすることもできない気持ちでした。
この日、ボクは痛いこと以外ではじめて泣きました。
飼い主のおじさんが言ってたことはウソで、本当はシロが生きてるんじゃないかと思って、それから何度も何度もシロへ会いに行きましたが、二度とシロに会うことはできませんでした。
あれから40年の歳月が流れ、ボクは大人になりましたが、今でもシロのことを思い出します。
そのたびにシロが教えてくれた大切なことがボクの中で生きていることを感じます。
そんな大切なことを自分の子供たちへ教えたいと思ったとき、シロが教えてくれた大切なことを教えられるのは、ヤギさんだけだったことに気づきました。
ボクは、シロが教えてくれた大切なことを伝えるためにヤギさんを家族に迎え入れました。
1頭、2頭、3頭と増えて今ではたくさんのヤギさんに囲まれて生活しています。
家族が増えれば大変なこともありますが、ヤギさんが子供たちに与えてくれる驚きや喜びには代えられません。
何より、ヤギさんを飼う前と比べて、子供たちの心が豊かになったことは、まるで40年前のボク(自分)をみているようで胸が熱くなります。
いま、ボクたちは、もっとたくさんの人達にヤギさんと出会ってもらいたくて、ヤギさんからいろんなことを感じてもらいたくて、愛知ヤギ農場として活動をしています。
少しでもボクたち愛知ヤギ農場の想いに共感してくれたら嬉しいです。
ぜひ、新しい家族に出会ってください。
ボク(門田まさみ)より
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