『愛知ヤギ農場』や『ヤギ関連』の情報
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- 【プレスリリース】ヤギ牧場で行うフィールドワーク研修で「三現主義」を学ぶ
- 国内初「2050 年に求められる能力(経済産業省)」を習得する社員研修事業を7月より開始。ヤギ牧場で行うフィールドワーク研修で「三現主義」を学ぶ 経済産業省の未来ビジョンが示す5つの能力「問題発見力」「的確な予測」「革新性」などを養う 教育会社のMON株式会社(本社:東京都中央区銀座、代表取締役:門田政己)が動物介在教育事業として経営する愛知ヤギ農場(愛知県知多郡美浜町)にて2023年7月より、「2050年に求められる能力(経済産業省)」を身に付ける社員教育事業(フィールドワーク研修)を開始します。 本研修では自らが現場調査を行い、仮説を立て、次なる問題提起を行い、課題解決策の提案をすることにより、未来人材ビジョン(経済産業省)が示す上位5つの能力(問題発見力、的確な予測、革新性、的確な判断、情報収集)が身に付けられます。 本事業は、東京都へ申請した経営革新計画(4産労商支第1839号)として承認されており、国内でも初となる取り組みです。本事業の開始に伴い、7月より研修の導入を希望する企業様の受付を開始いたします。※ MON株式会社が企画・設計するフィールドワーク研修は、愛知県のヤギ牧場以外でも提供・実施しております。URL:https://moncompany.co.jp/service/fieldwork_training.html 1背景や課題、2データと根拠、3研修概要、4費用と注意事項、5連絡先 <1背景や課題> 経団連の「人材育成に関するアンケート調査(2020年1月)」によると、企業の8割近くが、人材育成に何らかの外部サービスを使うと回答しています。また「自社の人材育成施策が現代社会への目まぐるしい変化に対応できていない」「そもそも現状を把握できていない」と回答した企業は、全体の9割強にも達しています。人材育成は多くの企業が意識していますが、自社だけでは対応が難しい問題として外部サービスへの需要は根強くあります。 一方で「ものづくり白書(経済産業省)」では現場力の欠落が「より本質的で深刻な課題」と指摘されています。ITやテクノロジーの普及によって加速度的に便利になった反面、社会人の三現主義(現場、現物、現実)の必要性が高まっていることを示唆しています。 MON株式会社は2007年に創業以来、人材育成事業をメインに展開しています。主な顧客は大企業から自治体官公庁と幅広く、業界業種に縛られずにその組織にあった「オリジナル教育」のプログラム・カリキュラムを実施して顧客から高い評価を得ています。この実績と経験から一般的な教育形式(セミナー形式、座学形式)では学べない現場、現物、現実を体感する社員教育(フィールドワーク研修)のニーズの高まりを感じました。 <2データと根拠> 図表1は、経済産業省が未来人材会議にて将来の労働需要の変化を推計した上で、2050年に求められる能力を試算した「未来人材ビジョン(2022年5月)」です。2015年は「注意深さ・ミスがないこと」、「責任感・まじめさ」、「信頼感・誠実さ」、「基本機能(読み、書き、計算、等)」、「スピード」が重視されましたが、2050年には「問題発見力」、「的確な予測」、「革新性」、「的確な決定」、「情報収集」が一層求められると結論付けました。 これに対して図表2は、法政大学大学院とMON株式会社が産学共同研究で2011年10月に社会調査を行い、報告書「人財白書(2012年12月)」としてまとめたものです。人財白書は、他の研究調査では得ることのできない点として、能力面 (社会人基礎力/経済産業省)と、価値観(Milton Rokeach 1918-1988/13の手段価値)からパフォーマンスを上げる人財の共通項を分析した研究調査報告書です。本研究で解明された3つの能力「課題発見力」、「発信力」、「働きかけ力」、と3つの価値観「想像力(大胆、創造性)」、「清潔(几帳面、きれい好き)」、「勇敢(自分の信念のために立つ)」は、未来人材ビジョンが示す上位5つの意識・行動(問題発見力、的確な予測、革新性、的確な判断、情報収集)と重なることが分かります。 経済産業省が公表した未来人材ビジョン(2022年5月)の10年前に私たちが示した報告内容が「2050年の未来人材に求められる能力」と重複していたことに大きな驚きを感じました。このことからパフォーマンスを上げるために必要な能力は普遍的であると同時に、その能力を身に付けるために実施してきた私たちの教育内容に自信と確信を得る結果となりました。 <3研修概要> 通常の教育研修サービスでは提供が難しい三現主義(現場、現物、現実)を学ぶことができるフィールドワーク研修ですが、どのような場所で研修を実施するかが重要となり、実施場所の確保は簡単ではありません。その理由として場所を提供する事業者側にも、守るべき従業員・財産・本業があるため、その妨げになる可能性があるフィールドワークに協力する事業者を探すのは困難となるからです。特に近年はコロナ禍の影響で、感染症対策の観点から他者を受け入れたがらない事業者が多かったのも事実です。 仮に実施場所を提供していただける事業者が運よく見つかったとしても、事業者は教育研修サービスの経験がないため、うまく連携してフィールドワーク研修サービスを成立させる事は非常に難しく、結果的に学習効果が高まりません。実際、過去には事業者が決めた作業や立入可能範囲の中でプログラムを設計することになり、本来提供したいカリキュラムを全て盛り込むことができず、不完全なサービスのまま実施せざるを得なかったという苦い経験があります。 本研修では、MON株式会社が直接経営する愛知ヤギ農場を実施場所となる点が特徴です。人材育成の専門家が企画設計から当日の運営~実施までを担当する点は他のフィールドワーク研修とは一線を画しています。ただし、フィールドに身を置くことにより当事者意識をもって学ぶための研修でありながらフィールドとなる事業やビジネスの情報がインターネット上に乱立していることも事実です。それにより現場、現物、現実を知らずして机上でフィールドの「正解」とおぼしきことに辿り着くケースがしばしば発生し、気づきや学びの妨げになっていました。 この点、愛知ヤギ農場はペットヤギのリーディングカンパニーとして従来のヤギ生産者や家畜事業者とは大きく異なる先進的な取り組みをしており、牛・豚・ニワトリの家畜飼育のような分かりやすい情報や成功法は確立されておらず、ROI(費用対効果)も未知数であることから研修参加者は、その場その場で自らの頭でしっかり考えて行動しなければならないため、結果的に、より実践的で学習効果の高いフィールドワーク研修となります。また、通常は家畜伝染病予防の観点から立ち入りすら困難な場所を使い、滅多に携われない貴重な体験をすることは、まさにフィールドワークの三現主義(現場、現物、現実)を実感できるコンテンツとなります。URL:https://moncompany.co.jp/service/fieldwork_training.html 図表3は、「目的・達成ゴール」「研修の特徴」「研修に最適な組織」図表4は、タイムテーブル例(3日版) <4費用と注意事項> 1回の開催で最大20名の受け入れを想定しています。最小開催人数は5名(5名の研修費用は3日間で500千円から、交通費・宿泊代・食事代・貸会議室代などは含まれていません)※詳細は要問合せ サービス提供に先立ち発注者および研修参加者に順守していただく注意事項として、家畜伝染病予防の観点から次の「入場可能者の条件」にご承諾をいただきます。 入場可能者の条件・過去1カ月以内に海外から入国または帰国していない方・過去1カ月以内に海外から入国または帰国した者と過度な接触をしていない方・当日に他の畜産施設等(自宅の畜産施設を含む)に立ち入りしていない方・当日に他の動物と接触していない方(ペットを飼っている方は申し出必須)・過去1カ月以内に海外で使用した衣服および靴などの物品を持ち込まない方・過去1カ月以内に他の畜産施設に立ち入った衣服および靴持ち込まない方・過去1カ月以内に他の動物と接触した衣服および靴を持ち込まない方・その他、衛生管理区域内に不必要な物品を持ち込まない方・衛生管理区域への入場にあたって管理者の説明や指示を守れる方・衛生管理区域に入場する際は、手指の洗浄および靴の消毒ができる方(サンダル等は不可) <5連絡先> ■企業概要社名:MON株式会社創業:2007年4月1日設立:2010年4月1日代表:門田政己住所:〒104-0061東京都中央区銀座六丁目13番9号 GIRAC GINZA bizcube 8F電話:03-6311-7584HP:https://moncompany.co.jp事業:能力開発事業(人材育成) 組織開発事業(コンサルティング) 研究調査事業(受託研究、調査分析) 動物介在教育事業(愛知ヤギ農場) ■フィールドワーク会場MON株式会社 動物介在教育事業 愛知ヤギ農場※ 家畜伝染病予防のため住所は公開しておりませんホームページ https://yagifarm.com/YouTube https://www.youtube.com/@petgoat/featured ■協力法政大学 大学院 政策創造研究科https://chiikizukuri.gr.jp/
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- 【プレスリリース】愛知ヤギ農場に関連する商品の事業化が東京都より「経営革新計画」として承認されました
- 東京都「経営革新計画」承認(4産労商支第1839号) 今後は、計画実行に向けて「新役務」と「新商品」の開発~提供を行います お知らせ この度、愛知ヤギ農場(愛知県知多郡美浜町)を経営するMON株式会社(本社:東京都中央区銀座、代表取締役:門田政己)が申請した「経営革新計画(テーマ:ヤギ農場でのフィールドワーク研修サービスと関連商品の事業化)」が東京都から承認されました。 愛知ヤギ農場に関連する商品の事業化では、特に新サービス(ヤギ農場でのフィールドワーク研修サービス)の体験カリキュラムとなるヤギの乳搾りで搾ったヤギミルクをペット用・人間用に商品化し、専用 EC サイトで販売することを予定しています。 ヤギミルクは牛乳と比べて栄養価が高く、消化率が良い特徴があることから、計画前期ではペット用商品として販売し、計画後期には人間用商品の開発を行い、商品化することを想定しています。 ※「経営革新計画」とは、平成11年に施行された「中小企業経営革新支援法(現:中小企業等経営強化法)」において、中小企業の創意ある向上発展を図ることを目的に、国や都道府県知事が承認をし、経済環境の変化に対応した新たな取組みを支援するものです。
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- 第71回 下伊那 子山羊市場 開催報告
- 2020年8月4日 7月9日に開催される予定だった「第71回 下伊那 子山羊市場(共進会・競り)」が大雨の影響により8月4日へ延期され、長野県飯田市三尋石集畜場にて滞りなく開催されました。新型コロナウイルス感染症の心配もある中、感染症対策を施しての開催となりました。関係者としては無事に開催されたことに安堵いたしました。 開催概要 国内では、定期的に開催される沖縄県の市場を除けば、本州で行われる市場は、愛知県・長野県・群馬県の3カ所しかありません。しかも各地域ともに年1回しか開催しない全国でも珍しい催しです。市場は大きく2つに分かれており、前半に今年の春に産まれた登録日本ザーネン種山羊の共進会(品評会)、後半に競り(セリ)の2部構成です。競り(セリ)は、誰でも参加することができ、お目当ての山羊を購入することができます。今回の山羊市場では、飯田下伊那地域の飼育者が31頭(雄5頭・雌26頭)の山羊を出品し、全国から集まった約20名の購入者が競り(セリ)を行いました。市場価格は、雄の平均価格は50,400円、雌の平均価格は45,923円でした。近年、高騰していた山羊の価格は新型コロナウイルス感染症の影響もあり、3割ほど安くなる結果となりました。 競りの様子 会場の様子 ▲ 153号線から集畜場への入口が分かりにくいため看板があります ▲ 住宅街の坂道を上がると会場があります ▲ 到着後に車の消毒と入場手続をします ▲ 山羊の名簿をもらって山羊をチェックします ▲ 共進会(品評会)では審査委員が協会規定に沿って体格審査を行います ▲ 共進会(品評会)の結果発表と表彰の後は競り(セリ)が始まります ▲ 愛知ヤギ農場は、雄部門で特別優秀賞を獲得したチャンピオン山羊をセリ落としました メディア紹介 NHK長野放送局と地元のSBC(信越放送)が取材に来ており当日のニュースでも取り上げられていました 山羊市場の開催状況について <長野>名前:第71回 下伊那 子山羊 市場(共進会・セリ)日時:2020年8月4日(火)9:15~/11:00~場所:三尋石集畜場(長野県飯田市大瀬木)窓口:JAみなみ信州 営農部畜産課電話:0265-52-6968備考:当初開催予定だった7/9が大雨のため8/4に延期URL:https://www.ja-mis.iijan.or.jp/news/2020/07/71_2.php <群馬>名前:第24回 群馬県 畜産 共進会(山羊の部)・交換会日時:2020年9月4日(金)9:30~/11:30~場所:渋川家畜市場(群馬県渋川市半田2760)窓口:公益社団法人 群馬県畜産協会電話:027-220-2371備考:毎年8月最終金曜日に開催されており、今年も8/28の予定であったが予告なく9/4に変更(理由は不明)しており、主催者からは「今後も急遽変更の可能性がある」と聞いているURL:https://www.chikusankyokai.or.jp/livestock/goat-touroku/#sec01 <愛知>名前:第32回 愛知県 子山羊 品評会・セリ日時:不明場所:不明窓口:愛知県緬山羊協会電話:052-961-6644備考:開催の有無について主催者は公式にコメントしていないため下の所感にて補足しますURL:(過去の記事) https://www.pref.aichi.jp/soshiki/chikusan/yagi.html 所感 下伊那の山羊は、全国の山羊生産者が一目置く山羊です。それもそのはず1949年からはじまった下伊那の山羊市場は今年で71回を迎えており、単純に71年の歴史があるということです。その長い歴史において独自の飼育方法を確立し、村や町をあげて丹念に育種改良してきた取り組みは一朝一夕で真似できるものではありません。例えば、共進会が行われる他の地域(群馬、愛知)で山羊を飼育している生産者には、多いところで300頭もの山羊を飼っている方がいます。300頭は極端な例ですが、1人の生産者が自分の牧場で育種改良をするには最低でも雄1頭と雌1頭が必要であり、加えて血統が重ならないように別の系統を飼養する必要があります。さらに育種改良は、成山羊の能力(遺伝、乳量、体格審査など)を見極める必要があるため単年で成果を判断することが困難であり、そのため経過観察として何年も飼育し続けることで雪だるま式に飼育頭数が増える結果になります。しかし下伊那には、2~3頭しか飼育していない飼育者が多くいます。これが地域で山羊を育種改良する文化であったり、飼育者が培ってきた飼育技術なのです。 山羊飼育者として下伊那地区の山羊は、雲の上の存在であり、高嶺の花というか別の動物だと思っています。今回は、そんな憧れの下伊那山羊の雄を購入する意気込みでセリに参加させていただきました。あらかじめ目星をつけていた雄山羊がいたのですが、なんと、その山羊が共進会(品評会)雄部門で特別優秀賞を獲得してしまったのです。自分の目利きが正しかった嬉しさと、その山羊がチャンピオンになってセリ価格が高騰することの心配と複雑な気持ちでした。しかし、愛知ヤギ農場の今後の育種計画において今年の雄山羊は重要な位置づけでしたので、妥協することなく今年一番の雄山羊を最高値でセリ落としさせていただきました。あとで分かったことですが、最後までセリ合った相手は、下伊那地域の農協職員でした。一部では、地域の農協職員がセリ価格をいたずらにあげているという噂も聞きますが、セリのあとでその職員に挨拶したところ「この地域の今後を担う種雄山羊として絶対セリ落としたかったですが、予算も超えてしまったし、気迫に負けました」と言っていました。こちらとしては昨年の平均価格の10倍の軍資金をもって不退転の決意で来てますからお互いのために辞退してもらってよかったと思います。その職員の方は、2等の優秀賞山羊をリーズナブルな価格でセリ落としていたので結果オーライでしょう。ただ、昨年は雌山羊が雄山羊より4割以上も高い金額で売買されており、本来的には雌山羊の方が高額で売買されますが、今年は雄山羊の平均価格を上げてしまったかもしれません。 最後に、各地の山羊市場の開催状況についてコメントしておきます。今年は新型コロナウイルス感染症のこともあり、主催者としても参加者としても万全の対策をしたうえで慎重な行動が求められています。たとえば、群馬の共進会では開催予定日を変更したり、競り開催時には参加者があらかじめ購入予定金額を預けるデポジット制で運営するなど工夫をしていました。しかしながら「愛知県 子山羊 品評会・セリ」については主催者の言動に疑問と不信感を感じざるを得ません。私も愛知県子山羊品評会に出品する生産者という立場から再三、主催者に確認と提言をしてきましたが、愛知県の子山羊品評会やセリを楽しみにされている方々にはお恥ずかしい限りです。ことのはじまりは、愛知県子山羊市場を開催した場合、主催者として品評会やセリでコロナウイルス感染拡大の原因をつくりたくないということからきています。これ自体は主催者として自然な発想でしょうし、リスクヘッジするうえで正しい考えだと思います。それでは、なぜ、愛知県で同じ時期に同じ会場を使って他の品評会やセリが開催されたのでしょうか?畜産業が盛んな愛知県内の他の畜産業務や催しは全て止まっているのでしょうか?感染症対策に留意したうえで粛々と執り行われているのが現状です。これらに疑問しか残りません。例年の開催予定日は6月第二週の水曜日と決まっていますが、現時点で2カ月近く経過しておりますが、主催者である愛知県緬山羊協会は、開催の有無について公式にコメントしていません。愛知県の山羊市場で行われるセリは全国でも唯一、県内外から生産者が持ち込んだ山羊を出品できる市場であり、ここで山羊を販売することを1つの販路(なかには愛知県山羊市場で販売するしか選択の無い)という方が多くいらっしゃいます。また山羊市場での山羊販売を生活費の糧とされている方にとっては開催されないことが死活問題という方がおられるのも事実です。そのため「愛知山羊市場で山羊を買いたい」という方よりも「愛知山羊市場が開催されないと困る」という圧が強くなっているのは想像に難しくありません。結果的に「開催する」ことによる感染拡大リスクの責任をとりたくないし「開催しない」ことによる苦情を受けたくないという思考から開催の有無を明言しない状況に陥っています。多くの方が、この愛知県緬山羊協会の対応に不信感を抱いていますが、私が不信感を超えて怒りを感じたのは、一連のやり取りの中で愛知県緬山羊協会の担当者が吐いた捨て台詞「忙しくて山羊のことはできない。うちは豚の業務がメインで山羊の業務は片手間です。山羊のことだけやっている訳ではありません。」という言葉です。世の中では、マルチタスクやパラレルワーカーという働き方が当たり前の時代ですから何を言っているのか理解できませんでしたが、仮に愛知県緬山羊協会や担当者の言い分を尊重するならば、緬山羊業務を辞めるべきでしょう。そして緬山羊業務の優先順位を高くもって本気で取り組む団体か人へ渡すべきです。なぜならば、愛知県緬山羊協会のために我々のような利用者がいる訳ではなく、利用者や生産者のために協会が存在するからです。でなければ愛知県が掲げる「改良及び優良種畜の育成推進につなげることを目的」とする催しや協会の意味がありません。現に昨年、愛知ヤギ農場から愛知県緬山羊協会に依頼した山羊の名義変更や登録業務は1年間経っても何の連絡もありません。また、今年の出産や新規血統登録など4カテゴリー28件の申請を行いましたが何ヶ月も経ちますが未だに放置されています。 改めて、下伊那子山羊市場でJAみなみ信州の素晴らしさを感じながら顧客価値を無くした愛知県緬山羊協会の功罪から組織としての在り方や衰退産業の裏側を垣間見ることができて勉強になりました。 以上、第71回下伊那子山羊市場の開催報告でした。
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- ヤギの癒し効果を調査発表しました!
- 2020年6月25日 ストレス社会にヤギが効く!ヤギを見ているだけでストレスが70%も解消される調査結果 ヤギが人間に与える良い影響について科学的かつ数値的に立証することに成功しました この度、教育会社のMON株式会社(本社:東京都中央区銀座 代表取締役:門田政己)が愛知県知多郡美浜町の愛知ヤギ農場で所有しているヤギ40頭に協力してもらい、ヤギが人間に与える良い影響について唾液中に含まれる消化酵素のα-アミラーゼ(ストレス値)を調査しました。 その結果、座位状態やテストを実施した状態と比べてヤギを見ているだけで被験者のストレス値が平均70%も解消されることが分かりました。さらにヤギと触れ合えば、平均80%のストレス値が軽減されることが確認されており、ヤギの癒し効果が実証される結果となりました。 今後、MON株式会社はヤギを飼育している東海地域を中心にヤギを介在させた動物介在教育を予定しており、児童から企業まで幅広い対象者へ教育を実施する予定です。 リリース内容はこちら・・・ プレスリリース_愛知ヤギ農場_ヤギの癒し効果(ヤギを見るとストレスが70%軽減!).pdf 当調査が50以上のメディアで取り上げられました ➣【お知らせ】リリース速報_愛知ヤギ農場_2020.6.26.pdf 各種メディアにて、当調査をご紹介いただきました。以下にリンク先を掲載いたします。 NO 種類 媒体名 社名 URL 1 通信社 時事ドットコム 株式会社時事通信社 https://www.jiji.com/jc/article?k=000000003.000059774&g=prt 2 TV系 FNNプライムオンライン 株式会社フジテレビジョン https://www.fnn.jp/articles/-/56248 3 専門系 獣医学関連ニュースJVM NEWS 文永堂出版株式会社 https://buneido-shuppan.com/jvmnews/article/jvm20200626-003 4 雑誌系 東洋経済オンライン 株式会社東洋経済新報社 http://toyokeizai.net/ud/pressrelease/5ef4450577656133850a0000 5 雑誌系 PRESIDENT Onlin 株式会社プレジデント社 https://president.jp/ud/pressrelease/5ef4414077656162cc140000 6 雑誌系 現代ビジネス 株式会社講談社 http://gendai.ismedia.jp/ud/pressrelease/5ef442147765617b7b140000 7 雑誌系 ウレぴあ総研 ぴあ株式会社 http://ure.pia.co.jp/articles/-/758820 8 雑誌系 @DIME(アットダイム) 株式会社小学館 https://dime.jp/company_news/detail/?pr=631484 9 新聞 朝日新聞デジタル&M 株式会社朝日新聞社 https://www.asahi.com/and_M/pressrelease/pre_13448787/ 10 新聞 産経ニュース 株式会社産経デジタル https://www.sankei.com/economy/news/200625/prl2006250348-n1.html 11 新聞 iza(イザ!) 株式会社産経デジタル http://www.iza.ne.jp/kiji/pressrelease/news/200625/prl20062515120349-n1.html 12 新聞 財経新聞 株式会社財経新聞社 https://www.zaikei.co.jp/releases/1031099/ 13 新聞 銀座経済新聞 株式会社フェイバー https://ginza.keizai.biz/release.php?id=38777 14 新聞 日本橋経済新聞 株式会社SPソリューションズ https://nihombashi.keizai.biz/release.php?id=38777 15 新聞 赤坂経済新聞 株式会社博報堂ケトル https://akasaka.keizai.biz/release.php?id=38777 16 新聞 六本木経済新聞 株式会社博報堂ケトル https://roppongi.keizai.biz/release.php?id=38777 17 新聞 新宿経済新聞 クロール株式会社 https://shinjuku.keizai.biz/release.php?id=38777 18 新聞 池袋経済新聞 株式会社YAKIMAYO https://ikebukuro.keizai.biz/release.php?id=38777 19 新聞 品川経済新聞 有限会社ノオト https://shinagawa.keizai.biz/release.php?id=38777 20 新聞 シブヤ経済新聞 株式会社花形商品研究所 https://www.shibukei.com/release.php?id=38777 21 新聞 アキバ経済新聞 デジタルハリウッド株式会社 https://akiba.keizai.biz/release.php?id=38777 22 新聞 東京ベイ経済新聞 ドラドナッツ株式会社 https://tokyobay.keizai.biz/release.php?id=38777 23 新聞 市ケ谷経済新聞 株式会社ヴィズデザイン https://ichigaya.keizai.biz/release.php?id=38777 24 新聞 調布経済新聞 NPO法人調布市地域情報化コンソーシアム https://chofu.keizai.biz/release.php?id=38777 25 新聞 吉祥寺経済新聞 クロール株式会社 https://kichijoji.keizai.biz/release.php?id=38777 26 新聞 自由が丘経済新聞 株式会社花形商品研究所 https://jiyugaoka.keizai.biz/release.php?id=38777 27 新聞 練馬経済新聞 株式会社ビーグル https://nerima.keizai.biz/release.php?id=38777 28 新聞 立川経済新聞 株式会社キューブデザイン https://tachikawa.keizai.biz/release.php?id=38777 29 新聞 高円寺経済新聞 有限会社ホットワイヤーグループ https://koenji.keizai.biz/release.php?id=38777 30 新聞 中野経済新聞 桔梗ICTパートナーズ株式会社 https://nakano.keizai.biz/release.php?id=38777 31 新聞 八王子経済新聞 ファクトリージアス合同会社 https://hachioji.keizai.biz/release.php?id=38777 32 新聞 下北沢経済新聞 本屋B&B https://shimokita.keizai.biz/release.php?id=38777 33 新聞 おたくま経済新聞 C.S.T Entertainment,Inc. https://otakei.otakuma.net/archives/prtimes/000000003-000059774 34 新聞 サカエ経済新聞 株式会社クーグート https://sakae.keizai.biz/release.php?id=38777 35 新聞 名駅経済新聞 株式会社クーグート https://meieki.keizai.biz/release.php?id=38777 36 ポータルサイト Rakuten Infoseekニュース 楽天株式会社 https://news.infoseek.co.jp/article/prtimes_000000003_000059774/ 37 ポータルサイト BIGLOBEニュース ビッグローブ株式会社 https://news.biglobe.ne.jp/economy/0625/prt_200625_4802481608.html 38 ポータルサイト @niftyビジネス ニフティ株式会社 https://business.nifty.com/cs/catalog/business_release/catalog_prt000000003000059774_1.htm 39 ポータルサイト エキサイトニュース エキサイト株式会社 https://www.excite.co.jp/news/article/Prtimes_2020-06-25-59774-3/ 40 ポータルサイト ニコニコニュース 株式会社ドワンゴ http://news.nicovideo.jp/watch/nw7511212 41 ポータルサイト All About NEWS 株式会社オールアバウト https://news.allabout.co.jp/articles/p/000000003.000059774/ 42 ポータルサイト フレッシュアイ 株式会社スカラコミュニケーションズ https://news.fresheye.com/article/fenwnews2/1000003/20200625122147_pr_pr000000003-000059774/a/index.html 43 ポータルサイト SEOTOOLS ブラストホールディングス株式会社 http://www.seotools.jp/news/id_000000003.000059774.html 44 その他 ORICON NEWS オリコン株式会社 https://www.oricon.co.jp/pressrelease/666976/ 45 その他 STRAIGHT PRESS 株式会社マッシュメディア https://straightpress.jp/company_news/detail?pr=000000003.000059774 46 その他 JBpress(日本ビジネスプレス) 株式会社日本ビジネスプレス https://jbpress.ismedia.jp/ud/pressrelease/5ef4413d7765614902140000 47 その他 マピオンニュース 株式会社マピオン https://www.mapion.co.jp/news/release/000000003.000059774/ 48 その他 PETomorrow(ペットゥモロー) 株式会社小学館 https://petomorrow.jp/prtimes?article_num=000000003.000059774 49 その他 ジョルダンニュース! ジョルダン株式会社 http://news.jorudan.co.jp/docs/news/detail.cgi?newsid=PT000003A000059774 50 その他 とれまがニュース 株式会社サイトスコープ https://news.toremaga.com/release/others/1565523.html
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- 家畜伝染病予防法施⾏規則の⼀部を改正する省令案に対するパブリックコメント
- 2020年6月11日 次のとおりパブリックコメントを提出いたしました。受付番号:202006110000994022案件番号:550003113案件名:家畜伝染病予防法施⾏規則の⼀部を改正する省令案の意⾒・情報の募集について所管府省・部局名等:農林⽔産省消費・安全局動物衛⽣課提出意見:以下東京都中央区銀座でMON株式会社という教育会社を経営しております⾨⽥政⼰です。この度はコロナ過の⼤変な時期にも関わらず、飼養衛⽣管理基準の改正に取り組んでいただきありがとうございました。募集されておりました「家畜伝染病予防法施⾏規則の⼀部を改正する省令案」について意⾒を述べさせていただきます。まず、前提として私どもMON株式会社(教育会社)では、上場企業をはじめとする国内外の有⼒な企業から依頼を受けて、ビジネスパーソンの能⼒開発を実施しております。その教育カリキュラムの1つに「現場⼒を⾼める」ことを⽬的としたフィールドワーク研修がございます。このフィールドワークで受講者が現地・現場へ赴いて体験する仕事が第⼀次産業の農業や牧畜業になります。何箇所かある現地・現場の中には、MON株式会社が所有する愛知県南部(美浜町)の牧場があります。その牧場には今回の「家畜伝染病予防法」の対象家畜である⼭⽺が多数飼育されています。⼭⽺というマイナー動物であり、産業として⼤きく衰退したビジネスを題材にしながら現地・現場で仮説⽴案〜仮説検証をして、課題の解決策を検討する研修カリキュラムとなっております。当社の場合、農林⽔産省管轄の家畜商の許可を得ておりますが、環境省管轄の第⼀種動物取扱業の展⽰許可も得ております。事実、私たちは⽼若男⼥を問わず、⼭⽺という動物と触れ合ってもらう過程で教育サービスを提供して対価を得ております。間違っても⼭⽺を産業動物として殺すことを前提にしたビジネスモデル(⾁や⽪の販売等)ではありません。どちらかといえば、サービスの性質上は展⽰によって学びを提供する動物園に近いと考えております。(注意︓ただし私たちは動物園のように税制上の⽀援措置や社会資本整備総合交付⾦などの⽀援は受けていないことを申し添えておきます)そのような⽴場から今回の改正案を拝⾒した際、次の諸外国の動向との違いを感じました。・EUでは、1999年にEU動物園指令(Zoo Directive)を制定する・英国では、1999年に EU 動物園指令(Zoo Directive)を出す・⽶国では、1966年に「動物福祉法(Animal Welfare Act)」を制定するこの点については、農林⽔産省でも2014年3⽉に「海外農業・貿易事情調査分析事業報告書」の「第III部EUにおける動物福祉(アニマルウェルフェア)政策の概要」の中で調査分析されているとおりです。動物福祉の観点からすれば、農林⽔産省として草⾷動物である⼭⽺の⽣理と習性を最⼤限尊重する義務があり、今回の法改正を考慮する必要があります。前置きが⻑くなりましたが、所有する動物が豚熱(CSF)やアフリカ豚熱(ASF)、⼝蹄疫などの家畜伝染病にかからないよう予防するための法改正には⼤賛成ですが、草⾷動物の⽣理と習性に即した以下の内容を前向きに検討していただきたく要望申し上げます。■飼養衛⽣管理基準(案)に対する要望、提案、代案1家畜防疫に関する基本的事項〜〔飼養環境に関する事項〕〜9放牧制限の準備<要望>・飼養衛⽣管理基準(案)の対象家畜から⼭⽺を対象外にする<提案>・第⼀種動物取扱業の展⽰⽬的で飼育されている動物を放牧制限の対象外にする<代案>・第⼀種動物取扱業の展⽰施設を閉園して外部との接触を断てば放牧制限しない■飼養衛⽣管理基準(案)に対する要望、提案3衛⽣管理区域への病原体の侵⼊防⽌〜〔野⽣動物に関する事項〕〜 23衛⽣管理区域への野⽣動物の侵⼊防⽌<要望>・防護柵の設置、屋外飼育施設の⼆重柵等、破損箇所の修繕、防護柵周囲の除草その他の必要な措置にかかる費⽤を国に全額負担していただきたい<提案>・家畜保健衛⽣所へ届け出た定期報告の現地確認の際に家畜保健衛⽣所の職員が必要な措置を現地確認して算出から⽀給までを⾏う(必要な措置を講じる猶予期間または移⾏期間が必要)以上となります。なにとぞご検討のほどよろしくお願いいたします。
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- ヤギの友 第42号 寄稿
- 2020年5月29日 全国山羊ネットワークの会報誌「ヤギの友」第42号に寄稿しました。 テーマは、「ヤギ飼育における有用性 その3:教育会社の視点より」と 「ヤギ飼育における有用性 その4:ヤギが人間に与える影響について」です。 ご興味のある方は、以下のPDFよりダウンロードしてご覧ください。 第42号_ヤギの友(原稿PDF)yagifarm.com.pdf
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- 親子で参加 ~ヤギから学ぶ命の授業~ 3回シリーズ(2020年 3~5月開催)
- 2020年5月4日(更新) 新型コロナウイルス感染症に関して、世界保健機構(WHO)は、2020年1月30日に「世界的な緊急事態」いわゆる「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態 (PHEIC)」を宣言しました。 約1ヶ月後の2020年2月26日に日本政府は、第14回新型コロナウイルス感染症対策本部において「多数の人が集まるイベントの中止、延期又は規模縮小等の対応」を要請しました。 これを受けて、愛知ヤギ農場では出産シーズンに合わせて予定しておりました「親子で参加 ~ヤギから学ぶ命の授業~ 3回シリーズ(2020年 3~5月開催)」を中止することにいたしました。 楽しみにしていただいていたお客様には大変申し訳ございませんが、なにとぞご理解・ご了承をいただけますようお願い申し上げます。 <追記1> 2020年4月9日に愛知県知事より「愛知県独自の緊急事態宣言発令」の方針が発表されました。これらの要請に従い愛知ヤギ農場は、2020年4月10日(金)から2020年5月6日(水)までの間、「展示(第一種動物取扱業動物展示 許可番号:動知第513号 愛知県発行)」をお休みさせていただきます。 <追記2> 2020年5月4日に日本政府より「緊急事態宣言延長決定」の方針が発表されました。この決定に伴い愛知ヤギ農場は、2020年5月7日(木)から2020年5月31日(日)までの間、「展示(第一種動物取扱業動物展示 許可番号:動知第513号 愛知県発行)」をお休みさせていただきます。
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- 愛知山羊ネットワーク立ち上げ準備室を開設
- 2020年1月25日 本日、「愛知山羊ネットワーク」の立ち上げ準備室を開設しました。意図として、愛知県内のコアな山羊飼育者が有機的につながることで消費者や受益者へ質の高い商品・サービスを提供できると考えて愛知山羊ネットワーク立ち上げ準備室の開設を提案いたしました。 その根底には、私自身が消費者であったときに山羊飼育者(生産者や提供者)から受けたサービスが劣悪で強い不信感と失望をした体験が原動力になっています。 山羊飼育者(生産者や提供者)の商品・サービスのレベルを上げる必要性を強く感じる一方で消費者や受益者の方々と相互的にレベルを上げることが、愛知県内や山羊業界全体の相乗的なレベルアップにつながるものと考えております。 しかしながら現時点では準備室でございますので、広く会員を募集したり、定期的にイベントを開催する予定はございません。 何かご質問やご意見がございましたら以下までご一報いただければ幸いです。 お問い合わせは本サイトより → お問い合わせはこちら なにとぞ、よろしくお願いいたします。※コアな山羊飼育者とは? 今回、発起人である門田がお声がけした「コアな山羊飼育者」とは、国(独立行政法人家畜改良センター/通称:NLBC)の資格審査基準を合格した山羊飼育者であり、かつ純粋種山羊の改良増殖に尽力し、品評会等へ積極的に参加されている方を指しています。表現や言葉の意味に他意はございませんのでご了承ください。
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- ヤギの友 第41号 寄稿
- 2019年12月27日 全国山羊ネットワークの会報誌「ヤギの友」第41号に寄稿しました。 テーマは、「ヤギ飼育における有用性 その2:体験活動の視点より」です。 ご興味のある方は、以下のPDFよりダウンロードしてご覧ください。 第41号_ヤギの友(原稿PDF)yagifarm.com.pdf
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- ヤギの友 第40号 寄稿
- 2019年6月10日 全国山羊ネットワークの会報誌「ヤギの友」第40号(設立20周年記念号)に寄稿しました。 テーマは、「ヤギ飼育における有用性 その1:除草について」です。 ご興味のある方は、以下のPDFよりダウンロードしてご覧ください。 第40号_ヤギの友(原稿PDF)yagifarm.com.pdf